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私に出来る事⑨ 主人祖母の退院

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そうこうしているうちに、主人の祖母(以下、祖母)が退院した。

 

祖母が入院していたのは都内ですが会社から一時間ほどかかる場所で、相部屋だったので定時で出ても面会時間に間に合わず、一度しか行けなかった。

 

主人は「一回行ったからいいんじゃない?」と言うが、やはり「けいちゃんが来るといい刺激になる。いつもと全然違う」という主人母の言葉に出来るだけ顔を見せたいと思う。

 

私はお茶のお稽古で定期的に主人実家方面へ行くので、帰り道に月一か月二は寄りたいところだ。

 

という事で、連休初日1人で行ってきた。

 

手土産は、里芋の煮っ転がしと切り花。

 

里芋は美味しいと喜んでもらえ、父は「もうないの?」と残念がってくれた。

 

お花は病室におけなかったリベンジと、華道の先生であった祖母が手を動かすきっかけになればいいと買っていった。

 

到着し夕食の手伝いのあと祖母の部屋に行くと、沢山お話してくれて驚いた。

 

お茶の先生で毎日生徒さんが来ていて、お友達のようで楽しかったこと。

 

東京でこんなに娘に頼ることになるとは思わなかったけど、良くしてもらっていること。

 

今の犬や猫がいる暮らしが気に入っていて、岩手でも動物が沢山周りにいたこと。

 

早く元気になって、庭の池を使ってお茶をやるのが夢だということ。

 

夢が叶わなくても考えるだけで楽しいということ…。

 

祖母の話の一つ一つを零れ落ちないように、忘れてしまわないように噛みしめて聞いた。

 

赤ちゃんが生まれるのが今から本当に楽しみで、きっと体の痛みも全部消えて赤ちゃんを離さずおんぶに抱っこする!という予定ということまで 笑

 

仕事に言ってる間は祖母が面倒見てくれるらしいw

 

頼もしい。

 

もしかしたら、子供が生まれたら本当に元気になって車椅子じゃなくすたすた歩くようになるのだろうか。

 

誰より待ち望んでいるのは祖母なような気がするし、誰よりもダイレクトに言ってくるのも祖母である。

 

一時間くらいの会話の半分は未来のひ孫の話であったが、主人の名前は少しも出てこなかった。

 

「今日は(主人)くんは?」とも一回も聞かれなかったw

 

孫は十分すぎるくらい育ってしまったからもういいのだろうか…。

 

(主人曰く、「しろくま笑う僕はまだ育つ。まだまだこれから」とのこと…。)滝汗

 

夕食を母と妹と祖母と四人、女性ばかりで食べた。

 

猫二匹と犬も合わせると女性は7名いる。

 

皆でいるとあまり祖母は話さない。

 

人数が多いと、話が分からないのかもしれない。

 

そのうちに父も帰宅し、ホワイトデーのお礼を改めて伝えた。

 

それにしても、父にはよく会う。

 

今年に入って4回も会ってるし、たまにメールもするので実父より交流がある。笑

 

夕食後は読み通り、祖母が買ってきたお花を水揚げし生けていた。

 

手を動かすのは脳の刺激になる。

 

しばらくして帰る時間になった。

 

祖母に「そろそろ帰りますね。また伺います」と伝えると「どうして帰るの?」と言われた 笑

 

はて、どうしてだったか…。にやり

 

夜から母方の実祖父母の家に手伝いに行くことになっていたが、それがなければ泊まっても良かったかもしれない。

 

主人実家から母方の実祖母の家までは車で30分ほどで、送ってもらった。

 

父によると退院してから祖母はやはり元気がなく、目の焦点が合わない時もあると言う。

 

いいときと悪いときがあるのだろう。

 

祖母は庭でお茶を点てるのが夢だと言った。

 

母は(ヴァチカン、伊勢など)旅行に行くのが夢だと言った。

 

そして双方とも叶わなくても考えるのが楽しいと言う。

 

さらに実母はスペインに行きたいらしい。

 

私はその全部を少しずつ実現させると企んでいる…。

 

 

 

 


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