週末を利用して、金曜夜~日曜日の夜まで被災地ボランティアに行ってきました。
今回は1日目に初の福島県南相馬市に伺いました。
新設されたサービスエリアには南相馬のお祭りを象徴するオブジェが!
ボランティアセンターに向かいます。
ゼッケン、名札をつけ朝礼を行い指定された仕事をします。
南相馬はボランティアセンターの運営がしっかりしてるな、と思いました。
私達22名は帰宅準備区域の、竹や木の伐採と片付けをしました。
帰ってくる方々が安心できるように放射能を含んだであろう木々をなくしていきます。
大きな木は現地リーダーの方がチェーンソーで切り、それをサイズごとにわけ、軽トラで運びだします。
最初は女性ばかりで初めてのボランティアの方が多かったので、この量は何日かかるのか、と思いましたが15時の活動終了までにほとんど運び出せてびっくりしました。
ここでの活動の様子が月曜日のニュース9で流れていました。
帰宅準備区域なので、専用のマスクをして挑みましたが放射能レベル東京のそれと変わらず驚きました。
活動終了後にあるお寺に立ち寄りました。
運気好転の大聖地、世界一のパワースポット。。。
怪しい。物凄く怪しい。
パワー蛙とやらには、若さがかえるの他に髪がかえるの表記。。。
育毛効果があるそうです。
スタッフの方が、「努力したってダメ」とおっしゃっていました。。おっしゃっていました。。
その後市内を車で通りました。
どの家にも人が住んでいません。
どのお店にもどの建物にも人がいない。
街はあるのに、人がいない。
ゴーストタウン化された街。
帰宅準備区域の方々は、1/3は戻り、1/3は戻らず、残りの1/3は迷っているんだそう。
4年も違う場所で暮らしていれば、生活もコミュニティも学校や職場もそこで構築されています。
また、商店などは戻ってくる人口が少ないとお店としてやっていけません。
お店が戻らないと、生活がしにくくなる。
街が元通りになるのには、いくつもの問題があります。
また、この駅では4年前の震災当日に上野行きだった電車がまだホームにあります。
ここも時が止まっていました。
この黒く積み上がっている物や
シートで覆われている物は、除洗後の放射能廃棄物です。
大量にありました。
そして、ここを通りました。
何キロも離れていて見えませんが、この文字を見るとやはり衝撃でした。
新しくなった高速道路も車がほとんど走っいませんでした。
夜に宮城県へ入りました。
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福島県にて。
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