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支援のかたち

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連日の西日本豪雨のニュースを見て、非常に心が痛みます。

 

この猛暑の中、冷房のない体育館などで避難している方々には非常に辛い日々でしょうし

 

個人的にはこれからデング熱など蚊による感染症もとても心配です。

 

水分を含んだ泥は重く粘度があり、撤去もするのはかなり労力がいります。

 

また被害も広範囲なので、物資が行き届かない地域もあるだろうし何よりこれから台風が何度も上陸するだろうと思うと…。

 

募金先のまとめがありましたのでシェアします。

 

豪雨災害支援募金先まとめ

 

また、今回は善意による二次被害についてお話しようかと思います。

 

ニュースを見ているといてもたってもいられなくなり、何かしたい!と思いますが現時点で私たちが出来ることは募金に他なりません。

 

ボランティアセンターが現地で設立するまでは、素人が個人で現地に向かっても出来ることは少ないし逆に迷惑になることが多いです。

 

土地勘がなく迷ったり、(通行止めなどもある)怪我して現地で救助されたりしては元も子もありません。

 

また、個人的に物資を送るのも受け入れ態勢が整っていないと余計な手間をかけてしまいます。

 

物資の中身が何でどれくらい入っているのか確認するのも人手が足りますし、分配できずに廃棄になったときには現地に廃棄代をかけさせてしまいます。

 

千羽鶴も過去被災地で困った物資として、古着・生鮮食料と共に挙げられています。

 

また救急や必要な車が速やかに通れるよう、被災地の道路をあけておかねばいけません。

 

被災地を応援するのであれば、募金やその県のアンテナショップなどで現地の物を購入する・食べる・ふるさと納税する・落ち着いた後に旅行などで訪れる・物資を送っている企業のものを購入するなどの方法も大きな支援の形です。

 

今まで2012年~2015年まで主に宮城県南三陸町、福島県南相馬市の帰宅準備区域での災害ボランティアや

 

2015年の鬼怒川災害で茨城県常統市で瓦礫や泥出しをしたことがあります。

 

ボランティアセンターが設立されて受け入れが整えば、やはりマンパワーは必要です。

 

災害直後は踏み抜き防止の中敷きを長靴の中に入れての力仕事が多く、自分の身は自分で守ることは大前提で力持ちの方が大活躍です。

 

しばらく経つと仮設の高齢者との話し相手など心のケアも大事な活動で聞き上手な方や小学校高学年のボランティアの子もその場が明るくなると喜ばれていました。

 

その時々で自分が出来そうな範囲で参加してみるのもいいと思います。

 

現在臨時で、木楽舎の災害支援手帖が無料公開されています。

 

今回私が書いたことも含め、わかりやすい情報で非常に勉強になるので何かしたい!と思われた方は一読されるのをおススメします。

 

最後に、被災していない私たちにまず出来ることは同じ生活を送ること。

 

買ったり出かけたりの消費行動を控えずに、経済を回すこと。

 

その上で、出来る行動を起こすことではないでしょうか。

 

出来る人が

出来るときに

出来ることを

 

これは南相馬のボランティアセンターで聞いた言葉ですが、さらに私は

 

求められたときに

求められたことを

 

も追加して心に留めています。

 

 

 

 

 

 


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